駄菓子とは、10円〜100円程度で買える安価な子ども向けのお菓子の総称です。 例えばうまい棒やブラックサンダービッグカツなどなど。普通のお菓子と駄菓子には、一体どのような違いがあるのでしょうか。
一説によると、かつて白砂糖を使った高級な上菓子に対して、黒砂糖や麦などの安い材料で作った大衆的なお菓子を駄菓子と呼んだのが始まりだそうです。
ちなみに現代では食品の製造技術が向上しているため、決して安かろう悪かろうな粗悪品ではなく、一般のお菓子と品質に大きな差はありません。

普通のお菓子と駄菓子の3つの違い
普通のお菓子と駄菓子を分ける明確な基準として、大きく2つの特徴が挙げられます。
価格と売り方
普通のお菓子は箱詰めや大袋で数百円〜数千円で売られていますが、駄菓子は子どものお小遣いで買えるよう、〜100円程度のバラ売り(小分け)が大前提となっています。
遊び心
普通のお菓子が味を追求するのに対し、駄菓子は派手なパッケージや、おもちゃのオマケ、くじ引きの「当たり」など、エンターテインメント性が組み込まれている商品が多いのが特徴です。
業界団体による駄菓子の定義
では、業界団体は駄菓子をどう定義しているのでしょうか。
全国の駄菓子メーカーなどが参加する「DAGASHIで世界を笑顔にする会」という団体は、「駄菓子とは日本のお菓子の原点である」という見解を示しています。特定の業界や製法といったルールはなく、「消費者を純粋に楽しませようとする庶民的な遊び心」があるものを、広く駄菓子として定義しています。
現代における駄菓子の変化
最近では、明確だった駄菓子の境界線が少しずつ変わってきています。
例えば有楽製菓のブラックサンダーは、30円の駄菓子というイメージから抜け出すために、あえて贈答用の箱入りや大容量ボックスを展開し、ブランドを拡大しました。 また、株式会社すぐるのビッグカツのように、バラ売りの形は残しつつプレミアム味を発売し、大人のおつまみとしてアピールする商品もあります。
かつて駄菓子屋に通っていた子どもたちが大人になり、箱買いしたりお酒の肴にしたりと、大人の駄菓子として新しい楽しみ方をするようになったことも影響しているそうです。
駄菓子と普通のお菓子の違いまとめ
最後に駄菓子と普通のお菓子の違いをまとめます。
| 比較するポイント | 駄菓子 | 普通のお菓子 |
| 価格帯 | 〜100円程度 | 規定なし(数百円〜数千円) |
| メインターゲット | 子ども | 幅広い年齢層、ファミリー |
| 販売の形 | バラ売り(小分け)が基本 | 箱詰め、大袋詰めなど |
| 特徴 | オマケや当たりなどの遊び心 | 嗜好品としての味の追求 |
